• ホーム
  • 新築の外壁素材に迷っているならタイルがおすすめな理由

新築の外壁素材に迷っているならタイルがおすすめな理由

2019年07月06日
鍵を出している男性

新築住宅では材料の選び方が大切で、初期費用が高額かどうかやメンテナンスコストを考慮して決める必要があります。中でも外壁は高級感と耐久性のあるタイルがお勧めなのですが、初期投資が高額になるデメリットがあります。タイルのメリットは経年劣化しにくいことの他に、メンテナンスコストが安いことが挙げられます。

新築住宅では単に工事費で材料を決めるのではなく、経年劣化しにくいことやメンテナンスコストを意識することが必要です。耐久性が低い種類の材料を選んだ場合は、後に多額のメンテナンスコストが発生するので、高級感だけでなく耐久性も考慮した選択が必要です。

耐久性が低い種類の外壁としては、モルタルや鉄板系の材料を使ったものがあり、初期費用は低額です。しかし、初期投資が低額であっても、その後にメンテナンスコストが発生するのでは不経済となります。材料の選択では初期費用が高額でも、メンテナンスコストが低いことを考慮した選択が望まれます。

新築住宅では屋根の材料選びも大切ですが、その材料は多くの種類から選ばなければなりません。屋根の中では瓦が経年劣化しにくい材料で、初期費用が高額です。しかし、経年劣化しにくいためにメンテナンスコストは安く、耐久性が高いので安心して使える材料です。初期費用が高額のためにハウスメーカーが積極的に勧めることは稀ですが、施主が強く要望することで、実現が可能となります。

内部に使用する材料でも外壁や屋根と同じ発想が必要です。すなわち、初期費用が高額だったとしても、耐久性があり、経年劣化しにくい自然素材の材料と選ぶことで、メンテナンスコストを抑えることが可能となります。ハウスメーカーに新築住宅を依頼する場合は、勧められなくても施主の考えを押し通すことが必要な場合が多くあるのです。一生に一回の自分の家を建てるのですから、十分に納得できる仕上げを選ぶことが必要となります。

新築住宅が高級感を得られるかどうかは、本物を選ぶかどうかにかかっています。本物とは化学物質でなく自然に近い材料を使っていることで、瓦やタイル、自然素材がそれにあたります。化学物質で作られているのがビニルクロスで、湿気を通さない材料です。自然素材の漆喰や珪藻土は湿気の調整を行ってくれるので、人には優しい材料と言えます。ハウスメーカーは何でも作れる技術力を持ていますが、瓦やタイル、自然素材の採用には施主の積極的な関与が必要です。